ホーム » ガジェット » [2024最新版]初心者向け3Ⅾプリンタの選び方とおすすめ機種

[2024最新版]初心者向け3Ⅾプリンタの選び方とおすすめ機種


本文中にアフィリエイトリンクが含まれる場合があります。
表示が乱れた場合は再ロードをお試しください。

2024年の個人的おすすめ3dプリンタと選ぶときのポイントをまとめました。

個人的に新たに購入することになったので、そのときに新たに調べなおしました。

いままで使っていたものもあるので、その経験談や失敗談も合わせて書いていきます。

購入を検討している方の参考に少しでもなれば光栄です。

そもそも私は何を使っているのか

選び方やポイント解説の前にお前は何を使っているのか気になる人もいると思ったので最初にまとめます。

FDM式や光造形式などよくわからない人もいると思いますが、下で解説します。

Ender3-s1

FDM方式としてはender3-s1を利用しています。

購入してから2〜3年程度経ったでしょうか。結構使用しています。

今となっては型落ちしているので買う理由はありませんが、購入当時はコスパが良かったです。

値段を確認したら、私が購入したときより2万くらい値段が下がっていますね。

印刷スピード以外は現行機にも負けていないのでまだまだ現役です。

Mars4とmars4 ultra→mars5 ultra

光造形式としてはmars4とmars4 ultraを利用していました。

購入してから1〜2年程度使用していました。

現在はmars5 ultraを購入しました。

まだ忙しくて開封していませんがめっちゃいいと思います。

いっぱい使ったらレビューします。

FDMか光造形方式か

初めての方は戸惑うと思います。

3dプリンタには大きく分けて二つの種類があります。

FDM方式とは

一つ目がFDM方式と言って、熱で溶かして成型していく方式です。

材料はフィラメントというプラスチックの細いものを溶かして成型します。

光造形方式とは

二つ目は光造形式といって、光で固めていく形式があります。

こちらは液体のレジンというものに光を照射して成型します。

FDMと光造形どっち買う?

選び方は簡単で、

ロボットや機械、小物入れを作りたい方→FDM式

フィギュアをつくりたい方→光造形式

になります。

FDMはフィギュアをつくれないのか、光造形は小物入れをつくれないのかというとそうではありませんが、得手不得手があります。

それぞれのメリット・デメリットを記述していきます。

FDM方式のメリットとデメリットを書いていきます。

FDM方式のメリット

丈夫・壊れにくい

FDM方式のメリットとして丈夫・壊れにくいということが挙げられます。

私も3年くらい結構な頻度で印刷をしていたのですが、一度も壊れていません。

正確に言えば、フィラメントの種類を変える際にノズルが汚れたら変えるのですが、その程度です。

FDM方式デメリット

音がうるさい

FDM方式のデメリットとしては音がうるさいということが挙げられます。

囲いがあるタイプだと比較的ましですが、囲いがない物だと隣で寝るには厳しいと思います。

光造形式のメリットとデメリットを書いていきます。

光造形式のメリット

光造形式のメリットです。

解像度が高い

光造形式のメリットは何と言っても解像度が高いことです。

市販のものでも製品レベルの精度で出力できます。

音が静か

光造形式は音が静かです。

色々な種類のレジンがあって面白い

最近は色々な種類が出てきました。

色もフィラメントより種類が多いので見てて面白いです。

光造形式のデメリット

次に光造形式のデメリットです。

コストが高め

光造形は何かとお金がかかります。

まず、消耗品部分を挙げると、印刷に使うレジンの他にリリースライナーフィルムとLCDディスプレイがあります。

特にLCDディスプレイに関しては頻繁に交換するわけではありませんが、1〜2万するため結構痛いです。

さらに、必須ではありませんが洗浄機と二次硬化機というものもがっつりやるなら購入する必要があります。

造形失敗が多い

光造形はFDM機より設定箇所が多く、慣れるまでは造形失敗が多発します。

これは結構ストレスです。

うまく設定できたとしても、リリースライナーフィルムの劣化やディスプレイの不調によって造形が失敗することもあります。

レジンの匂いが漏れる

レジンは結構臭いものも多いです。

メーカーによって、種類によっても違うのですが、モータの焦げたような匂いがします。

FDM方式の選ぶポイント

FDM方式の選ぶポイントです。

印刷できる材料

ノズルの最高温度が低いと印刷できない場合があります。

調べたところ、基本的にどれもここは大差ないですが、特殊なフィラメントを利用したい場合は印刷出来るか調べておきましょう。

印刷スピード

印刷スピードは比較的重要な項目です。

印刷スピードが早いと造形時間も短くなります。

と言っても造形中のスピードを早くし続けると印刷の失敗や品質の低下に繋がるので、うまく設定を試す必要があります。

しかし、スピードや加速度が早いと造形以外の移動が早くなるので、早いには越したことありませんが、品質的には遅い機種でも問題ないです。

囲いがあるか

比較的高価格帯の機種は囲いがあるものがあります。

囲いがあると防音性があるということもあるのですが、主にABSという種類のフィラメントを綺麗に印刷できるということがあります。

ABSという種類はきっちりと保温をしないと、端っこの部分が反ってしまいます。

プラスチックより衝撃性に強いという特徴があるのですが、囲いがある機種は2~3万変わってくるので、こだわりがなければスルーでいいと思います。

ABSという種類のフィラメントを使用したいと考えている方はこの囲いがあるものを選択する必要があります。

一応後付けの囲いもあるのですが、比較的大きさが大きいです。

自動レベリングの有無

基本的にあまりにも安い廉価機を除いたら、今の基本的なFDM機には搭載されています。

これがあると印刷の成功率と手間が変わってくるので、お金を極限まで抑えたいという方以外は搭載されている機体を選ぶことをおすすめします。

光造形式の選ぶポイント

光造形式の選ぶポイントです。

LCDの細かさ・大きさ

L CDディスプレイの画素数は、印刷品質に直結するため、出来るだけ細かい方がいいです。

しかし、ここには罠が2つ存在します。

一つ目は画素数が高ければ細かいわけではない。

画素数はつまり、何個のLEDがあるかになります。

どういうことかというと、

「10インチサイズの10kディスプレイ」と「7インチサイズの10kディスプレイ」では同じ10kでも後者の方が高分解能ということになります。

つまり、画素数だけではなく画面の大きさも加味して考える必要があります。

一般的に、細かい造形をしたいと考えている場合は最小造形サイズという欄を見て比較することをおすすめします。

2つ目に、LCDディスプレイは消耗品であるため、高画素や大きいサイズのディスプレイはコストがかかるということです。

DLP形式

光の出し方の違いで普通のSLAという形式ではなく、DLPという形式があります。

DLPの特徴としては、寿命が長いことと造形表面が綺麗なことが挙げられます。

先ほども述べているように、ディスプレイは消耗品です。

DLP形式の商品は寿命が長いため、ランニングコストを下げることができます。

しかし、最初の値段が高いことと種類が少ないことがネックです。

造形表面が綺麗というのはどういうことかと申しますと、SLA形式よりも光のもれが少ないという特徴があります。

ですから、画素数が低くても表面品質では負けていないということが起きます。

自動レベリングの有無

FDM形式では当たり前に搭載されている自動レベリングもようやく最新機種で搭載されてきました。

光造形の場合レベリングがうまくいかない場合、印刷の失敗だけでなくディスプレイの破損に繋がる場合もあります。

ディスプレイは1万から2万するため、結構重要です。

その他設備

光造形機には他にも機能を搭載しているものもあります。

最近だと空気清浄機や加熱機能、レジン吸入機などがあります。

ここら辺は直接は印刷の品質には影響しないため、おまけ程度で迷ったら比較するくらいでいいと思います。

2024年FDM方式を買うならこれがおすすめ

私が個人的に2024年FDM方式を買うならこれがおすすめというものをいくつか挙げてみました。

最強コスパ

私が思う最強コスパを紹介します。

それはCreality Ender-3 V3です。

3Dプリンタ業界は、基本的にcrealityとelegoo、anycubicという三社がしのぎを削っている印象があります。

私はこのender3を使っているので、crealityを推しますが値段が近かったら性能も近いのでどれを選んでもいい気はします。

私の使用しているものの最高印刷速度は160mm/sに対してこちらは250mm/sなのに値段は抑えめという特徴があります。

もう少しお金を出せるなら更なる速度の「v3」や「v3 KE」を購入してもいいかもしれません。

「V3」まで買うなら下の「k1」をかうことをお勧めします。

Bambu Lab A1 mini もおすすめです。

Bambu Labという会社は私が購入したときには聞いたことない会社ですが、最近いい3Ⅾプリンタを出しています。

印刷速度も速いし、デザインもいい。

少し造形サイズが小さいですが、値段も安いのでこれもおすすめです。

私は触ったことないのですが、youtuberの方が使用しているのを見ていい製品だと思いました。

お金があるなら

お金を出せる方はこちらがおすすめです。

一つ目はender3 k1。

私も使用しているcreality社のender3シリーズの最新機種ですね。

この機種には「k1c」「k1 max」という他の種類もあります。

違いとしてはAIカメラがあったり、炭素フィラメントに対応していたり、造形サイズが違うことらしいです。

お金があればこの上位互換を買いたいですが、「k1」の時点ですでに高スペックなので初心者の方とかはここまで追い求める必要はないと思います。

すぐに上位互換出るしね。

次に紹介するのは、Bambu Lab P1S Combo です。

この機種の特徴は何といっても多色刷り。

いいなーって思ってたけど最近は塗装するようになったのでいらないかも?

まあ、ロマンのある機種です。

有名企業のを買う

最近モバイルバッテリーなどで有名なankerも参入してきました。

値段はそこそこですが、印刷速度もそれなりに早いので有名企業の方が安心だと思う方は購入してもいいかもしれません。

他の企業の機種と比べて、すごい勝っているわけでも劣っているわけでもないのでコメントしにくいです。

2024年光造形式を買うならこれがおすすめ

私が個人的に2024年光造形式を買うならこれがおすすめというものをいくつか挙げてみました。

最強コスパ

最強コスパなら発売したてのmars5シリーズになると思います。

私が購入したmars5 ultraはAmazonで購入できるのですが、mars5はまだ公式サイトでないと購入できません。

ELEGOO Mars 5 Series – ELEGOO Official

特徴はなんといっても自動レベリング。

たぶんこれから出てくる機種には標準搭載となる機能となるので、選ばない手はありません。

しかも値段も安いです。

最高精度

精度を求めるならNOVA3D Whale3 Ultraがいいと思いました。

Xで印刷風景をよく見ています。

精度も高いのですが、他社よりユーザーフレンドリーな設計だなと思いました。

本当にこれを買おうか迷っていたのですが、ネックはLCDディスプレイの値段です。

上でも書いたのですが、ディスプレイには寿命があって必ず交換する必要があるので高いときついです。

比較のためにmars4 ultraと比べると、執筆時には約7000円違います。

それほど多く交換する部品ではないのでこの値段を許容できる方はこちらもおすすめです。

dlpなら

結果的にコスパが高いと噂のdlpは全然選択の余地がありません。

私も使ったことないし、情報もあんまりないのでお勧めできません。

すいません。

まとめ

以上で個人的に選ぶ際のポイント紹介になります。

一見光造形の方がいいように感じますが、デメリットも大きい感じなので注意してください。

3dプリンタは今急成長中なので、一年待てばそれだけ値段が安くなったり機能が良くなります。

ですが、選ぶポイントについてはあまり変わらないとお思います

皆様の購入の助けになれば幸いです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です