- 2024/10/31(木)
[PicoCalc]raspberry pi picoで動くハンドヘルドコンピュータ
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もしあなたが、手のひらサイズのデバイスに詰まった「80年代レトロ」と「現代のテクノロジー」の融合を体験してみたいなら──
ClockworkPi PicoCalc は、まさにその願いを叶えるガジェットです。
本記事では、Raspberry Pi Picoを搭載したこの関数電卓型ハンドヘルドコンピュータを実際に使ってみたレビューをお届けします。
起動の速さやプログラミング環境の自由度、ノスタルジックなデザインに触れながら、**「何ができて、何が楽しいのか」**を丁寧にご紹介。
開発者や電子工作好きはもちろん、BASICやuLispを楽しんだ世代にも刺さる一台。
この記事を読み終わる頃には、きっとあなたも「欲しいかも」とつぶやいているはずです。
PicoCalcとは?
PicoCalcは、ClockworkPiが開発したレトロスタイルのポータブルコンピュータで、Raspberry Pi Picoを搭載し、プログラミングや電子工作、レトロゲームなど多彩な用途に対応するオープンソースハードウェアです。
販売元であるclockworkはuConsoleやDevTermなど他のハンドヘルドコンピュータを開発している企業です。
製品によってはすぐに売り切れてしまうものもあります。いつかほしいなーって思っていたので注目していました。
そんな中、新しく発売されたものがこのPicoCalcです。

PicoCalcの基本機能など

🖥 ディスプレイ
- 4インチ IPS カラー液晶(320×320ピクセル)
- SPI接続で、MCUとの親和性が高く、80年代風のレトロゲーム表示にも最適
- 強化ガラスカバー付きで、持ち運び時の保護性能も確保
⌨️ キーボード
- 67キーのQWERTY配列で、バックライト付き
- I²C接続により、MCUのリソースを効率的に使用
- Arduino IDEやSTM32開発ツールを用いたファームウェアのカスタマイズが可能
🔋 電源とバッテリー
- 18650リチウムイオン電池(1本または2本)に対応(※電池は別売)
- USB Type-Cによる充電と電源供給が可能
- 安全性を考慮したバッテリーホルダー設計
🎵 オーディオ
- デュアルスピーカーを搭載し、音楽再生やサウンド出力に対応
- 3.5mmイヤホンジャックも装備
💾 ストレージと拡張性
- 8MBのPSRAMを内蔵し、メモリ拡張が可能
- フルサイズのSDカードスロットを搭載し、データ保存やファームウェアの更新に対応
- GPIOピンを介した外部機器との接続が可能
🧠 ソフトウェアと開発環境
- MMBasic、uLisp、**Fuzix(UNIXクローン)**など、複数のプログラミング環境をサポート
- C/C++、Python、Lua、Rust、Go、JavaScriptなど、多様な言語での開発が可能
- Arduino IDEやRaspberry Pi Pico SDKを用いた開発に対応

PicoCalcの値段や配達まで
値段について
PicoCalcの本体価格は75ドルでした。
しかし、配送料が15ドルかかります。
さらに電池を別で買わなければいけません。電池は普通のアルカリ電池ではなく、18650というリチウムイオン電池を使う必要があります。私が購入したのは3000円くらいでした。
さらに付属品はRaspberry Pi Pico 1 H Core です。しかし、Raspberry Pi Pico 2とも互換性があるので、性能を上げたい人は購入する必要があります。

要するに100ドル(14000~)+3000円=17500円前後かかります。(意外と高い)
配送について
配送については以下のような記述があります。
- Express service
- Based on the current supply chain and logistics situation, the estimated delivery time is approximately 30 business days.
要するに大体30営業日で届きますよということだ。
私は言うてもすぐに届くだろうと考えていたのですが、結果的に52日後に届いた。営業日の換算がよくわからないが、普通の土日休みだけだとしたら42日なのでそれよりは少し時間がかかったことになる。
欲しいと思った人は売り切れる可能性もあるし、届くの時間がかかるのですぐに購入した方がいいかもしれません
開封・外観
では開封していきます。

パーツ数は5個くらい。10分かからず組み立てできます。

説明書の一ページ目には大きくD’ont Panicの文字


横にはGPIOもついています。

買おうと思った理由
これを買おうと思ったというか、買ってしまった理由は以下のポールグレアムの本を読んでいたからなんです。
全然情報専攻でも何でもないのですが、とても内容が面白くて感化されている時期でもありました。
プログラミングって一発当てたら大金持ちになれる印象があって憧れますよね。
お子様に買い与えたら、大金持ちになれるかもしれませんね?
ちなみに
ちなみにゲーム機と比較したのが以下の表です。chat gptに出力してもらったから細かくは間違っているかもしれませんがぱっと見あっていると思います。
switch2外れた方は一緒に264kbを楽しみませんか?
| 項目 | Raspberry Pi Pico | Raspberry Pi Pico 2 | Arduino Uno R4 | ESP32 DevKitC | GBA(ゲームボーイアドバンス) |
|---|---|---|---|---|---|
| プロセッサ | RP2040 (Dual ARM Cortex-M0+) | RP2350 (Dual ARM Cortex-M33) | Renesas RA4M1 (Arm Cortex-M4) | Tensilica Xtensa LX6 | ARM7TDMI |
| クロック周波数 | 最大133MHz | 最大200MHz(予想) | 48MHz | 240MHz | 約16.8MHz |
| RAM | 264KB | 512KB | 32KB(SRAM) | 520KB SRAM | 32KB |
| フラッシュメモリ | 2MB | 2MB〜16MB(モデルによる) | 256KB | 4MB〜16MB | GBAカートリッジに依存 |
| 無線機能 | なし | Pico 2 W:Wi-Fi搭載 | なし | Wi-Fi、Bluetooth | なし |
| GPIO | 26ピン | 26ピン(互換) | 多数(デジタルI/O、PWMなど) | 多数(デジタルI/O、PWMなど) | 非公開 |
| 消費電力 | 低消費電力 | Picoよりやや増加(予想) | 低消費電力 | Picoより高め | 約0.3W |
| 主な用途 | 組み込み開発、電子工作 | 上記+高性能・無線通信 | 電子工作、教育用途 | IoT、Wi-Fi搭載開発 | 携帯型ゲーム機 |
| 特徴 | 超小型、安価 | 高クロック、メモリ増強 | Arduino初の32ビット | 無線通信に強い | 2Dゲーム向けの携帯ゲーム機 |
| ゲーム機 | CPU | クロック | RAM容量 | 主な特徴 |
|---|---|---|---|---|
| ゲームボーイアドバンス | ARM7TDMI(32bit) | 約16.8MHz | 32KB+VRAM96KB | 2D特化、Picoに近い規模感 |
| スーパーファミコン(SFC) | Ricoh 5A22(16bit) | 約3.58MHz | 128KB+VRAM64KB | 2D描写とカスタムチップ |
| メガドライブ | Motorola 68000(16bit)+Z80 | 約7.6MHz | RAM64KB+VRAM64KB | 2Dアクション、拡張性あり |
| ニンテンドーDS | ARM946E-S+ARM7TDMI(32bit) | 67MHz+33MHz | RAM4MB | 3D描画可、Picoより高性能 |
| PS1(PlayStation) | MIPS R3000A(32bit) | 33.9MHz | RAM2MB+VRAM1MB | 3D特化、Picoより上位性能 |




