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DIY space mouceを自作する方法|3Dプリントと電子工作で挑戦


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​3Dモデリングソフトウェアを効率的に操作するためのデバイスとして知られる「スペースマウス」。​市販品は高価ですが、3Dプリンターと電子部品を活用して自作することが可能です。​本記事では、DIYスペースマウスの製作過程、必要な部品、組み立て手順、そしてソフトウェアの設定方法について詳しく解説します。​オリジナルのデバイスを手に入れたい方や、電子工作に興味のある方はぜひ参考にしてください。

たまたまyoutubeで見かけた面白いマウスを製作してみました。

fusion用に設計されているようです。

3Dプリンタで作るのにはまっていた時のものです。

基本以下のサイト通りに製作すればいいのですが、個人的に少しはまった点があったのでそこを重点的に記述します。

DIY Space Mouse for Fusion 360 Using Magnets : 13 Steps (with Pictures) - Instructables

部品一覧

digikyeで購入

主要なマイコンなどはdigikyeで購入しました。

一日くらいで届いてちょっと引きました。

QT Py RP2040

4900 Adafruit Industries LLC | 開発ボード、キット、プログラマ | DigiKey

 TLV493D Triple-Axis Magnetometer

4366 Adafruit Industries LLC | 開発ボード、キット、プログラマ | DigiKey

STEMMA QT / Qwiic JST SH 4-pin Cable - 100mm Long

https://www.digikey.jp/ja/products/detail/adafruit-industries-llc/4366/10481837

Amazonで購入

それ以外の部品はAmazonで購入しました。

aliexpressとかの方が安いと思うのですが、他の商品を買うついでに買いました。

Springs

M2.5 Heat-Set Inserts

M2.5 Socket Head Screws

  • 10 × 3mm
  • 3 × 5mm
  • 7 × 8mm
  • 4 × 12mm

0.177cal Steel BB's 

重しとして印刷途中にいれるものなのですが、購入したのに入れるのを忘れました。

なくても大丈夫ですが、重いほうが操作しやすそうです。

秋月電子で購入

タクタイルスイッチは秋月電子で購入したものが余っていたのでそれを使いました。

Tactile Button switch (6mm)

製作

3Ⅾプリンタで印刷

3dプリンタで印刷です。

モデルは以下にあります。cad/stls

私は忘れましたが、Base_bottom.stlの途中にbb弾を入れると重しになっていいです。

https://github.com/sb-ocr/diy-spacemouse

インサートナットを埋め込む

印刷ができたら、インサートナットを埋め込んでいきます。

ばねの固定

ばねの固定をしていきます。

面白い構造なので設計の参考になります。

配線と組み立て

上手く説明できないので元リンクを参考にしてください。

配線でごちゃごちゃするところはホットボンドで固定しています。

ソフトウエアの書き込み

ソフトウエアを書き込んでいきます。

arduino IDEを利用します。

使ったことない方は以下のサイトからダウンロードできます。

Software | Arduino

セットアップ

スケッチは以下にあります。

diy-spacemouse/Code/diy-spacemouse.ino at main · sb-ocr/diy-spacemouse · GitHub

RP2040を使ったことがなかったので設定をします。

まずファイル→基本設定→追加のボードマネージャーに以下を追加します。

https://github.com/earlephilhower/arduino-pico/releases/download/global/package_rp2040_index.json

次にツール→ボードマネージャーからrp2040を追加します。

上のsketchを開いて、書き込む前にツール→ライブラリを管理からインストールしていないライブラリをインストールします。

#include <TinyUSB_Mouse_and_Keyboard.h>
#include <OneButton.h>
#include <Tlv493d.h>
#include <SimpleKalmanFilter.h>

書き込み

書き込みします。

ここでrp2040がpcに認識されなくて困りました。

解決方法としては、rp2040についているボタンを押しながらPCと接続します。

二個ボタンがあるのですがどっちか忘れたので上手くいかなければ両方試してみてください。

そうするとpcには認識されますが、arduino ideには認識されていないままの方もいると思います。

以下のサイトから、Resetting Flash memoryというuf2 fileをダウンロードしてエクスプローラーから書き込んでください。

https://www.raspberrypi.com/documentation/microcontrollers/pico-series.html#resetting-flash-memory

するとようやく、arduino IDEから書き込める状態になると思います。

調整

この後コードを編集して動きなどを調整する必要があるのですが面倒でやっていません。

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