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[GKD PIXEL 2]中華ゲーム機で自作ゲーム(love2dとpyxel)を動かす


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最近の中華ゲーム機は、レトロゲームのエミュレーションだけでなく、自作ゲームの実行環境としても注目を集めています。
本記事では、その中でもコンパクトでスタイリッシュな GKD PIXEL 2 を使い、Love2D や Pyxel といった軽量なゲームフレームワークを動かしてみた体験を紹介します。

「手のひらサイズの端末で自作ゲームを動かしてみたい」「Raspberry Pi ではなく完成品のゲーム機を試したい」と考えている方には参考になると思います。
環境構築や初期設定の流れをまとめていますので、同じように挑戦したい方はぜひチェックしてみてください。

使用する中華ゲーム機の選定について

初めに、今回使用するのは次の章で述べる「GKD PIXEL 2」というものです。

選定理由は見た目がかっこいいからと、Love2dが動きそうだから。

では、この機体以外はLove2dが動作しないのかというとそうでもないと思います。

Love2dは比較的多くの環境で動作すると思います。

それは後で述べる、「portmaster」というものが動作する、使用できるのではないかと思うからです。

あと、Andoroidが搭載されているものも動きそうです。

steam osが動くものは言わずもがなと言った感じ。

中華ゲーム機はたくさんの種類があったので、自分なりに分類してみました。

steam osが動作するもの

steam osはsteamを運営しているvalveが開発しているゲーム特化のosです。

全然中華でも何でもありませんが一応。

割と重めのゲームも動くらしいのでスペックも申し分ないですが、値段も最高級。

欲しいですが、趣旨から外れるため除外。

Andoroidを搭載しているもの

次はAndroidを搭載されているゲーム機です。

スマホでお馴染みのAndroidが搭載されているため、ストアからゲームをインストールして遊ぶこともできます。

ゲーム特化のスマホみたいな感じでしょうか。

もちろん、エミュレータも使用できるらしいので、結構幅広いゲームができることが特徴。

しかし、これも全体的に値段が高め。

これは単純にスペックも高いことが由来していると考えられます。

欲しかったですが、値段から撤退。

raspberry piを使用しているもの

本当はraspberrypiを使用している物を購入しようとしていました。

しかし、かっこいい見た目のものがありませんでした。しかも高い。

購入できるようなものとしては以下のようなものです。

raspberrypiが搭載されて入ればそれだけで情報量が格段に上がるので、何か不具合がでても対処しやすいです。

それ以外の中華ゲーム機

ここにあるのは、いわゆるエミュレータというものを使用して遊ぶために開発された機種です。

steamやandroidからゲームをインストールできないので自前でゲームを準備する必要があります。

今回はここから選ぶことにしたのですが、種類がとっても多い。

例えば、普通のゲーム機風だったり、

折りたたみ式のものだったり

とても種類が多いです。

一番の違いは性能差で、次にボタンの配置やジョイスティックの有無があると思います。

使用したことないのでわからないですが、たぶんエミュレータでもゲームボーイを遊ぶのとプレイステーションを遊ぶのには必要なスペックがだいぶ違うと思います。

そういうわけで、同じ形に見える製品でもスペックが違うものがたくさんあります。

GKD PIXEL 2を選んだ理由

以上のような分類をして、私がGKD PIXEL 2を選んだ理由は以下の通りになります。

・値段が安い

・軽量なゲームが動けばいい

・ジョイスティックはなくてもいい

・小さく・アルミでかっこいい

一番は値段です。

調べた感じ、Androidでlove2dは動きそうなのでandroid搭載機が欲しかったのですが、自分のクソゲーを動かすために数万は高すぎるという結論を下しました。

作っていく中で、情熱が続くようなら上位機種の購入を検討します。

GKD PIXEL 2は中華ゲーム機の中でも中くらいの値段だったので、まあいいかなと思いました。

次に性能としては、軽量なゲームが動けばいいということがあります。

つまり、3Ⅾゲームは動かなくてもいいということです。

現在、作りたいと思っているゲームがどれも2Dの簡単なものなので最低限動けばいいという感じです。

複雑な動作も要求しないので、ジョイスティックはいらないかという感じです。(ゲームプレイにはあった方がうれしいですけどね)

これも、3Ⅾゲームを作りたくなったら後で考えるという感じにします。

中華ゲーム機は毎年何個も新製品が出るので、そのうちもっといいのも出るだろうという考えもあります。

GKD PIXEL 2の仕様や外観

GKD PIXEL 2の特徴はなんといってもその小ささです。

適当に近くに合ったものを並べてみました。

日本人は小さい製品が好きらしいのですが、私も例にもれず小さいデジタルガジェットは大好きです。

試しにbaltroを購入して動かしてみましたが、さすがに説明とかは読みにくいです。

前述した通り、自作ゲームやシンプルなゲームを動かすためのゲーム機と言った感じです。

もっとちゃんとしたゲーム体験を求める場合は、もう少し大きいゲーム機を選択した方がいいと思います。

portmasterとは

PortMaster

PortMaster は、主にレトロゲーム機向けのカスタムファームウェア(plumOS, ArkOS, JelOS, etc.)で利用される
オープンソースの移植ゲーム配布&管理プラットフォーム です。

PCゲームやオープンソースゲームの移植版(ports)を簡単に導入できるようです。
→ 例:Quake, Doom, Cave Story, OpenTTD, Diablo, Half-Life など

ただ、調べていると全てのゲームが移植できるわけではなく、unityで作られたゲームは動かせないようです。

love2dで作られたゲームは配布されていたので、今回自作ゲームを動かせるのではないかと思いチャレンジしてみました。

他のオープンソース系だと、godotとかも動かせるらしいです。 

plum os の準備

plum osとは

game-de-it/plumOS: Home of the plumOS Linux distribution.

plumOS は、様々なレトロゲーム携帯機(例:MagicX XU Mini M、GKD Pixel IIなど)向けに開発されたカスタムファームウェアです。これらゲーム機に標準搭載されているOSをアップグレード・改変し、より快適なエミュレーション体験を提供します。

plum osをmicroSDに焼く

Release plumOS-pixel2_v0.1 · game-de-it/plumOS-pixel2

因みに私と同様に回線弱者でインストールが上手くいかない方は以下のソフトを使うとできると思います。

Free Download Manager - download everything from the internet

ダウンロードした3つのzipからイメージファイルをつくります。

https://7-zip.opensource.jp

それをbalenaEtcherを使ってインストールします。

raspberrypi osを入れるのと同じ感じです。

balenaEtcher - Flash OS images to SD cards & USB drives

パーテーションの変更

初期の状態だとromが非常に少なく設定されているので変更します。

以下のソフトを導入します。

MiniTool Partition Wizard無料版|Windowsに最適なパーティションマネージャー

以下のように選択して起動。

初期だとromsが200mbになっています。

パーティション移動/サイズ変更を選択して、スライダーを右に移動します。

マックスまで移動しても問題ないと思います。

上手くいくと以下のように増えています。

上手くいかない場合はパーティション拡張で再度設定すると上手くいくと思います。

起動・本体設定

起動を確認したら右下のメニューボタンを押して、メインメニューを選択します。

すると、以下のようなメニューが出てくるのでUIを選択します。

すると言語設定があるので各々の言語に変更できます。

gkd pixel 2はインターネット接続ができないので、必要なportを手動で更新する必要があります。

(この操作いらないかもしれません。でも、私は追加してしまったので追加されたファイル等ある前提で進めます。)

Releases · PortsMaster/PortMaster-GUI

インストールしたら、SDカードの /roms/ports/ に Install.Full.PortMaster.sh をコピー。

本体で Ports から Install.Full.PortMaster を実行。

こんな表示がでてくるはず。

その後にtoolsからportmasterを選択すると以下のような画面があるので、ここから設定で更新します。

pyxelの動作テスト

ここまで出来たら、簡単です。

pyxelというフォルダがあると思うのでそこにpyファイルを追加します。

テストコードは以下に置きます。

N-Samurai/games

すると動作できると思います。

pico8の動作テスト

pico-8も同様に動きます。

pico-8というフォルダに置くだけで起動できます。

love2dの動作テスト

portmasterの中に入っていたruntimeの中にあるコードを利用して起動しています。

他の配布されていたゲームのコードとchatGPTの合わせ技で動いたので細かいところは全く分かりません。

こんな感じで/portsに置くと動作します。

最初のShell Scriptファイルはメニュー画面に表示させるファイルです。名前とpathを変更してください。

Shell scriptを作成するときの注意点として、CRLFだと起動できません。

VScodeなどでLFファイルとして作成する必要があります。

次のrun.shは二か所のpathを変更してください。

一応動かすことはできたのですが、これが最適なのかはわからないです。

海外の掲示板とかみてもやっている人がいないので困っています。

こういうのに強いプログラマーの方がいたらぜひ教えていただきたいです。

まとめ

この記事では、GKD PIXEL 2 を使って 自作ゲームを動かすための準備と実践 を紹介しました。ポイントは以下の通りです。

  • 中華ゲーム機の種類を比較した上で、コストやサイズ感から GKD PIXEL 2 を選んだ
  • plumOS + PortMaster を導入することで、Love2D を起動可能にした
  • pyxelとpico-8は簡単に動かせるが、love2dはだるい
  • 軽量な 2D ゲームなら十分動作し、学習やテスト環境としても適している

GKD PIXEL 2 は高性能な Android 搭載機のように万能ではありませんが、「小型で手軽に試せる実験機」 として魅力的な一台です。

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