『Routine stick T-660』最近お気に入りのdretecのタイマー

最近、dretecの「Routine stick」というタイマーを使っています。

細長いスティック状の見た目が特徴的なタイマーで、筆箱はもちろん、胸ポケットやズボンのポケットにも入れやすいサイズです。

私は昔からなぜかタイマーが好きで、スマホのタイマーからTickTime、自作タイマーまでいろいろ試してきました。

ただ、スマホだと他のアプリを見てしまう、変わったタイマーは目立つ、充電式はバッテリー管理が面倒……と、それぞれ少しずつ不満がありました。

Routine stickはかなりシンプルな製品なのですが、単4電池1本で長期間使えて、ロック機能があり、音を鳴らさず、しかもポケットに入れて持ち運べます。

使い始めてみると、この「普通に持ち歩いて、必要なときにすぐ使える」というところが思った以上に便利でした。

今回はそんなRoutine stickの外観や機能、実際に気に入っているポイントを紹介します。

Routine stickの外観と機能

Routine stickの外観を見ながら機能を確認していきましょう。

T-660ラーニングタイマー「ルーティンスティック」 - 株式会社ドリテック

機能まとめ

機能は大きく分けて「通常タイマーモード」と「勉強タイマーモード」の2種類があります。

通常タイマーモード

一般的なタイマーとして使うモードです。

カウントダウンでは最大199分まで時間を設定でき、設定した時間が0になるまで計測します。秒単位での設定には対応しておらず、時間設定は1分単位です。

反対に、0から時間を測るカウントアップにも対応。こちらは最大199分59秒まで計測できます。タイマーの操作は本体先端のダイヤルを回したり押したりして行うため、小さなボタンを何度も押して時間を設定する必要がありません。

勉強タイマーモード

ルーティンスティックの特徴的な機能が、この「勉強タイマーモード」です。

「勉強する時間」と「休憩する時間」の2つをあらかじめ設定すると、

勉強 → 休憩 → 勉強 → 休憩……

と自動的にタイマーを切り替えてくれます。

例えば「40分勉強+10分休憩」と設定しておけば、40分の勉強タイマーが終了したあと、自動的に10分の休憩タイマーがスタートします。

さらに、このセットを1〜5回まで繰り返す回数も指定可能。回数を「00」に設定すると、停止するまで繰り返し続けることもできます。ポモドーロ・テクニックのように「作業と休憩をセットで繰り返す」用途と相性のいい機能です。

音が鳴らない。LEDと振動で通知

ルーティンスティックは、一般的なタイマーのようなアラーム音を鳴らさず、LEDランプとバイブレーションで時間を知らせる無音設計になっています。

通知方法は、

  • LEDのみ
  • バイブのみ
  • LED+バイブ
  • どちらも使用しない

の4種類から選択できます。「どちらも使用しない」場合でも、ディスプレイの点滅によって終了を確認できます。図書館や自習室、職場など、音を鳴らしにくい場所でも使いやすい仕様です。

誤操作を防ぐロック機能

本体にはロックスイッチがあり、設定後に操作を無効化できます。

筆箱やポケットに入れて持ち歩いたときに、誤ってダイヤルやボタンが押されて設定が変わるのを防げます。なお、タイマー作動中でもロックと解除の切り替えは可能です。

その他の機能・仕様

項目内容
サイズ約134 × 18 × 18mm
重量約39g(電池込み)
最大セット時間199分00秒
カウントアップ最大199分59秒
時間設定1分単位
通知LED・バイブ・画面点滅
勉強モード勉強時間+休憩時間を自動切替
繰り返し1〜5回/回数指定なし
誤操作防止ロック機能あり
オートパワーオフ約5分
電源単4形乾電池×1本
電池寿命約1年間※
カラーピンク・ブルー・パープル・ブラック

※アルカリ乾電池を使用し、1日30秒間バイブとLEDを作動させた場合のメーカー公称値。

大きさ

何といってもこの製品の一番の特徴はこの形状と大きさ。

少し大きく見えますが、14㎝ないです。製品説明には134mmと書いてありました。

厚みは大体18mm。

筆箱に入れられることを売りにしていますが、個人的には胸ポケットやズボンのポケットに入れやすいのがいいポイントです。

ボタン

ボタンは

・モード切替

・明るさ・バイブレーションの切り替え

・ロック

だけです。

ボタンではないですが、上部をひねる形で時間を設定していきます。

音をならすことはできないので、普通のキッチンタイマーとかには使いにくいかも。

ロックがあるのが非常に優秀で、ポケットの中で誤動作が起こりません。

電源

電源は単4電池1本です。

最近はタイプc充電の製品が多いので、統一したい人には残念ポイントかも。

しかし、使いかたにもよりますが電池は大体1年もつということなので、多く使っても半年くらいは持つのではないかと思っています。

[おまけ] 私のタイマー遍歴と問題点

私はこれまで、このブログで何度かタイマーを紹介しています。

作業効率化という目的もありますが、それ以前に、シンプルにタイマーという道具がなんとなく好きなんです。

ただ、いろいろなタイマーを試してきたものの、結局使わなくなってしまったものも少なくありません。

せっかくなので、これまで使ってきたタイマーと「なぜ使わなくなったのか」をまとめておきます。

スマホ

まずはスマートフォンに内蔵されているタイマーです。

タイマーだけでなく、ポモドーロタイマーや時間管理アプリなど、これまでいろいろ試してきました。

機能面ではまったく問題ありません。

問題は、タイマーを使うためにスマホを見る必要があることです。

私は意思が弱いので、タイマーを確認するためにスマホを開いたはずが、いつの間にか別のアプリを見ていることがあります。

これでは作業を効率化しているのか、それとも逆に集中を邪魔しているのか、よくわからなくなってきます。

TickTime

TickTimeは、見た目がかなりかっこいいタイマーです。

操作も直感的で、個人的にはかなり気に入っており、長い間使っていました。

ただ、一つ大きな問題がありました。

それは、使っていると「それ何?」とめちゃくちゃ話しかけられることです。

珍しい形をしているので仕方がないのですが、本当によく聞かれます。

「そこからコミュニケーションが生まれるからいいじゃん」という人にはメリットかもしれません。

ただ、ある一定回数以上聞かれると、だんだん面倒になってきます。

集中するためにタイマーを置いているのに、タイマーが原因で集中が途切れるという謎の状態になります。

また、ロック機能がないため、カバンの中に入れて持ち運ぶのにもあまり向いていません。

自作タイマー

市販品で満足できないなら、自分で作ればいい。

ということで、自分でプログラムを書いてタイマーを作っていた時期もありました。

TickTimeほど目立つデザインではないので、「これなら職場でも普通に使えるだろう」と思っていました。

実際、自分の好きな表示を追加したり、操作方法を変更したりできるので、作っている間はかなり楽しいです。

ただし、問題はバッテリーの持ちでした。

小型のデバイスなので、内蔵できるバッテリー容量にも限界があります。

少しでも電池を長持ちさせようと、

「一定時間操作しなかったらスリープする」

といった機能も追加しました。

ところが、省電力機能を増やしていくほど、今度は使いたいときにすぐ使えなくなっていきます。

省電力化と使いやすさのバランスが難しい。

最近発売されたM5Stackの「M5Stopwatch」もかなりかっこいいのですが、充電式の小型デバイスである以上、この問題から完全に逃れるのは難しいと思います。

購入を考えている人は、「どのくらいの頻度で充電することになるのか」も考えておいた方がいいでしょう。

StopWatch

自作タイマー2(電子ペーパーディスプレイ)

「電子ペーパーなら消費電力が少ないらしい」

という話を聞き、電子ペーパーディスプレイを使ってタイマーを作ったこともあります。

しかし、これはタイマーとの相性が最悪でした。

電子ペーパーは、一度表示してしまえば、その画面を維持するための電力をほとんど必要としません。

そのため、

  • 時計
  • カレンダー
  • 電子名札
  • 情報表示端末

のような、画面の更新頻度が低い用途には非常に向いています。

ところがタイマーは、残り時間を表示しようとすると頻繁に画面を書き換える必要があります。

電子ペーパーは画面を更新するときに電力を使うため、「毎秒数字を更新する」というタイマーの使い方とは正反対です。

しかも液晶のように滑らかに画面を書き換えられるわけでもありません。

消費電力を減らすために電子ペーパーを選んだのに、タイマーとして使うと何度も画面を更新することになる。

完全に用途を間違えていました。

まとめ

Routine stickは、ものすごく高機能なタイマーではありません。

スマホアプリのように記録を残せるわけでもなければ、自作タイマーのように好きな機能を追加できるわけでもありません。

それでも最近は、このタイマーをかなり気に入って使っています。

これまで使ってきたタイマーを振り返ってみると、私が欲しかったのは多機能さではなく、「邪魔をせず、いつでもすぐ使えるタイマー」だったのかもしれません。

スマホを開く必要がない。

机に置いてもそこまで目立たない。

ロックしてポケットに入れられる。

充電をほとんど気にしなくていい。

そして必要なときには、取り出してダイヤルを回せばすぐに使える。

一つ一つは地味な特徴ですが、毎日使う道具として考えると、この地味さがかなり重要です。

勉強モードも搭載されているので、ポモドーロのように作業と休憩を繰り返したい人にも向いています。

特に、スマホを使わずに時間を区切りたい人、職場や図書館で音を出さずにタイマーを使いたい人、充電する機器をこれ以上増やしたくない人には、かなり面白い選択肢だと思います。

最近買った小物の中では、久しぶりに「しばらく使い続けそうだな」と感じている製品です。

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