- 2024/03/19(火)
[1か月達成]私がSNSをやめた方法と感想…正直ほとんど変わらなかった話
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アルゴリズムがあなたの好みを先回りし、次から次へと「おすすめ」を差し出してくる――。
気付けば仕事の合間も寝る前もスマホを握り、空いた時間はすべて SNS と動画で埋まっていました。
「このまま一生スクリーンを眺めて終わるのかも」――そう思った私は、30 日間で SNS を完全に断つ挑戦を決意。
結果はどうなったのか?
私がSNSを完全にやめようと思った理由
私は以前からブログでも書いていたようにデジタルデトックスについて興味がありました。
何冊かの本やニュースを見て、スマホの使い過ぎは良くないという情報を知っていたし、自分でも使い過ぎているなという自覚があったからです。
しかし、私は好きだったので完全にやめようとは思っていませんでした。
上の記事でもあるように、たまにスマホを使わない日を設定したり、デジタルミニマリストといった最小限の使い方で楽しもうと考えていました。
最近になってその考えが変わりました。
その理由はAIの台頭と強化されてきたアルゴリズムの影響です。
皆さんも感じているようにAIの発達はすさまじく、正直文章だと人間であるかわからないときもあります。
最近、その技術を使ったコンテンツが非常に増えてきていると感じるようになりました。
もちろんそれは悪いことではありません。面倒なことを処理してくれるし、私も部分部分で使用しています。
しかし、金儲けを目的としてコンテンツが粗造乱造され、それがyoutubeやSNSといった、いわゆるアテンションエコノミーによってパーソナライズされて提供されると私は一生その虜になってしますのです。
悔しいところが、youtubeを始めとしたSNSがおすすめしてくるコンテンツを私は面白いと感じてしまいます。正直、勝てないと考えました。
私はある日、一日の大半は仕事をして、空き時間はスマホを見ているような気がしました。そして、このまま死んでいくのだと思うと、何かとても悲しい気持ちになりました。
別に他に何か趣味があるとか、打ち込んでいるものがあるというわけでもありません。
でも、このまま進むことが嫌だと感じて、SNSと決別することに決めたのです。
その道のりを以下にまとめます。
[初めに]私のデジタルデトックスの基準
私は完全にデジタルと縁をきることを目標としているわけではありません。
なぜなら、仕事でpcを使う以上不可能だからです。
その他にも友人や会社の人との連絡や出かける際のgoogle mapなど、生活になくてはならないものが含まれているからです。
私が目指しているデジタルデトックスの基準は以下の通りです。
・SNSの完全禁止
・無駄なまとめサイトなどをみない
[本編]私がSNSをやめられた方法
[step1]記録する
私はまず、「1日3分やめるノート」や禁煙などの書籍を読んで、習慣を断ち切る方法を調べました.。
すると以下の2点が重要であると感じました。
①記録する
②代替行動を見つける
①に関してはダイエットや貯金をするためのコツとしても書かれているのを見たことがあります。
注意を向けることで使用量を減らすことができるというものです。
②に関しては禁煙ガムなど、その欲求を他の方法で解消することを模索するというものです。
しかし、この②を私は見つけることができませんでした。
Youtubeの代替はテレビ?映画?
まとめサイトの代替は読書?
私はわからなかったので、とりあえず記録をつけるだけにしました。
つけるのに使用したアプリは「logseq」です。しかし、別にこれがおすすめというわけではありません。
たまたまこれを実行しているときに興味があって使っていたソフトウェアというだけです。一つだけ便利な点を挙げるとしたら、記録するときの時間をワンアップで記録することができるということです。
全然アプリは何でもいいと思います。
そのときに記録するのは以下の2点
・時間
・トリガー
・(代替行動)
大体のアプリは日付を自動的に記入してくれると思うので含めていません。
トリガーというのは、自分が辞めたいと思う行動をしたくなるタイミングのことです。
例えば、朝起きたらとか、トイレに行くときとか、電車の待ち時間とか。
私が記録していて意外だったのが、何かタスクが完了したときに報酬としてSNSやインターネットを見たくなるということです。
代替行動については書籍に記録した方がいいと書いてあったのですが、私は見つけられなかったので途中から記録をやめました。
一応、youtubeを見たくなったらpodcastを聞くとかやっていましたが、全員が全員podcastをやっているわけでもないので効果はよくわかりません。
[step2]一部禁止
step1を1週間~3週間くらい行いました。
ここで注目したいことは、step1では記録をつけるというだけで、「何も禁止していない」ということです。
step2から部分的な禁止を始めます。
step2に取り掛かるタイミングとしては、自分が辞めたい習慣を行っていることを客観視できるようになったらがいいと思います。
例えば、今は課題が終わったからSNSをやりたくなっているんだとか、ストレスがかかっているから緊張をほどくために娯楽が欲しいんだとかです。
それができたら、SNSとの距離を作るようにします。
例えばIphoneだったらスクリーンタイムで接続できなくするとか、アプリをアンインストールするとかです。
その上で私は条件つきで見ていいルールを課しました。
例えば、
・PCでのみていい
・テレビ(firestick)ならみていい
・feedlyで登録したものだけを見ていい
などです。
個人的には、スマホの空き時間に見てしまうことが一番の原因だとstep1の振り返りで感じたため、pcでのみ見ていいルールにしただけでもとても効果が出ると思います。
[step3]完全禁止
完全禁止とは上の緩和条件も禁止するというものです。
ここまでする必要があるのかは個人によると思います。
インターネット社会において、娯楽と金儲けがインターネットに集中しているため、完全に禁止すると娯楽の大部分がなくなるという問題があるような気がします。
因みにこのstepの攻略法はありませんでした。ただ耐えるのみです。
失敗した方法
時間や週末だけ許可する
週末だけ許可したり、夜の何時だけokみたいなルールは合理的に見えて逆に上手くいかないと思います。
理由は2点あります。
・反動で逆に依存してしまう
・禁断症状
週末だけや時間を区切ることで逆にその分見てしまうという風になってしまうと思います。
あとstep3でもそうなのですが、禁止してからの数日が一番きついと言われています。
つまり、このやり方だと一番きつい時間が繰り返し訪れることになります。
タイムロッキングコンテナやアプリによる禁止
この手の商品もニュースなどで話題になっています。
しかし、一番の問題点は自分でパスワードを決められるという点です。頑張れば解除できるという点で意味が薄いと思います。
他の人にパスワードを決めてもらうという方法もありますが、学生ならいいと思いますが社会人とかの方だといざというときに使えないのはちょっと…。
しかも、上の反動があるので根治にはならないと思います。
達成した感想
感想としては、意外と体感はあまり変わりません。
例えば、
・空き時間が増えた
・集中できる時間が増えた
・ストレスが減った
とかの効果は出ているのかもしれません。
私が以前からデジタルとの距離を保てていたため、効果が薄いように感じるのかもしれません。
今でもyoutubeやSNSを見たいとも思っています。やめたからと言って、代わりの娯楽が湧いて出てくるわけではありませんからね。
まあでも、現実はこんなものだし、いいことであるには間違いないと思うのでずっと継続していこうと思います。
まとめ
SNSを1か月やめてみて、「劇的な変化!」というよりは「静かな気づき」の方が多い結果でした。
でも、“ほとんど変わらなかった”という事実も一つの答えだと思います。今までの使い方がそこまで依存的でなかったのか、あるいはもっと長期で見ないと違いは出ないのか──やってみなければわからなかったことです。
だからこそ言えるのは、**「一度、自分で試してみる価値はある」**ということ。
完璧なデジタルデトックスじゃなくてもいいし、1週間だけでも構いません。まずは、
- 今日SNSを開いた時間ときっかけを1行メモ
- 1週間後に「どれくらい触っているか」を可視化
この2つから始めるだけで、自分の“使い方の癖”が見えてきます。
私の1か月は派手な結果ではなかったけれど、確実に「距離を取る練習」にはなりました。
この記事を読んでいるあなたも、ぜひ自分なりのルールでSNS断ち実験をしてみてください。結果がどうであれ、それは今の自分を知るための貴重なデータになります。


