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GBA SP Boxy Pixelを購入してみた


Boxy Pixelとは

boxy pixelとはゲームボーイやDSのアルミケースやボタンなどの改造部品を販売しているサイトです。

今回はその中でもGBA SPのヒンジなしタイプを製作していきます。

完成品

購入編

Boxy Pixelの購入について、以下で説明します。

部品については基本以下の海外サイトで購入します。

一番大きいパーツは外面です。

購入1
購入2

この二つの値段の差は下が"This set includes a CNC aluminum front panel only. "。つまり前面のみとなっています。背面については購入していないのでよくわかりません。

色については7種類です。サイトに行って確認してください。

この他にオプションで以下のパーツを購入できます。

金属製ボタン(任意)

購入しない場合は元のボタンを使うことができます。

購入3

金属製ボタンLR(任意)

購入しない場合は元のボタンを使うことができます。

購入4

IPS液晶

購入5

バッテリー(海外サイトでは購入できません)

技適の関係で海外では購入できません。代わりにAmazonで購入できるものを紹介します。

エッチングサービス

多分好きな絵を彫れるサービスです。購入していないので出来はわかりません。

購入6

USB充電ポート

USBで充電できるようにするもです。

はんだ付けが必要になります

購入7

イヤホンジャック

イヤホンジャックを付けるためのものです。

はんだ付けが必要になります。

購入8

送料と関税

送料と関税がかかります。

送料はメモし忘れました。確か、早く届くものと3週間程度かかるものがあって、早く届く方を選択しました。

(遅い方だと関税がすり抜けられるという噂もあります。)

関税が2900円かかりました。

ここまででかかった値段

3万8600円

フルカスタムの値段になります(エッチングは除く)。ボタンなどを節約することもできます。

他に必要な物

GBA SP本体

当然本体が必要になります。メルカリでの相場は5~6000円前後です。中身とボタンのみ使用するので、外面が汚くても大丈夫です。

ねじ回し

+字とY字のものを分解で使用します。

はんだごて

USBとイヤホンジャック実装時に使用します。

AWG30電線

USBとイヤホンジャック実装時に使用します。

絶縁テープ

USBとイヤホンジャック実装時に使用します。

組み立て編

pixel.com/pages/draft-unhinged-v2-assembly

①GBA SP を分解

いくつかネジがあるので外します。

GBA 分解

②液晶を取り外す

ピンセットを使って左右のピンを押し上げます。

液晶 外す

③ボタンを仮置き

④液晶の取付

取り外しと逆の手順で取り付けます。

⑤動作確認

バッテリーなどを組み合わせて動きと音を確認しましょう、ここで異変がある場合は元のGBA SPに異常があると考えられます。

ここまでで液晶の交換は終わりです。USBとイヤホンジャックの取付をしない方は以上となります。

⑥半田で作業

USBについて

以下の公式画像通りにはんだ付けします。

USB 配線

イヤホンジャックについて

公式の画像は以下の通りになっています。

イヤホンジャック 配線

しかし、上手くいかなかったのでyoutubeの方を参考にしました。このやり方で上手くいったのでこちらでも問題ないと思われます。

⑦電線を干渉しないように配置する

電線がボタンに干渉しないようにします。干渉してしまうとボタンの効きや音に関わります。

自分がやったものより綺麗な画像がネットにあったので貼ります。問題があれば削除します。

GBA配線3

⑧画面の明るさ(オプション)

これをはんだ付けすると画面の明るさ調整できるようになります。やらなくても大丈夫です。

⑨画面後ろのクッションを置く

付属のスポンジを適当な大きさに切り、配置します。

組み立て

⑩ネジ締め&動作確認

全てのネジを留めて、充電や音の確認をします。

確認ができたら終了です。

Analogue Pocketとの比較

Analogue Pocket と Boxy Pixelを比較してみました。

私はAnalogue Pocketを持っていないので、大きさの比較などはできません。

Analogue Pocket HP

https://www.analogue.co/pocket

Boxy Pixel HP

Game Boy Parts Machined Metal Aluminum Shells, Mods by Boxy Pixel

Analogue PocketBoxy Pixel
値段3万840円
(執筆当時、送料・関税別)
3万8600円
(実際に作成したときにかかった値段、
オプションにより変わります。)
画面サイズ3.5インチ2.9インチ(多分)
充電USB Type-CUSB Type-C(はんだ付けが必要)
HDMI出力〇(別売りのドックが必要)×
2色7色(ボタンなどの色を変えることも可)
イヤホンジャック〇(はんだ付けが必要)
組み立て必要なし必要

その他にもAnalogue Pocketには専用アダプターを購入することでゲームギアなども遊べるようです。

ゲームソフトを吸い出すことでエミュレータとしても遊べるようです。

こう比較するとAnalogue Pocketの方が断然優れています。一つ欠点を挙げるとすると、配送時期が遅いという点です。執筆当時の配送時期は2023年となっています。過去にも配送時期が遅れたことがあったそうです。今すぐほしい人はオークションサイトで高額転売されています。

(現在は普通に購入できるようです。時期によっては売り切れているかもしれません)

Boxy Pixel のいい点を挙げるとすれば、配色をカスタマイズしてオリジナリティーあふれるゲームボーイにできる事でしょう。

私がこれを作ったのは、analogue pocketが発売される前か、入手しづらい時期(一年待ちみたいな状況だった気がする)だったのですが、今購入するとしたら、analogue pocketをおすすめします。

その他アクセサリーについて

①バッテリー押さえ

こちらは購入できるものですが、購入していなかったので3dプリンターで作成。なくてもいけると思っていたのですが、振動で意外とバッテリーがずれるので作成。

https://www.thingiverse.com/thing:4929988/files

②ケース

色々検索して購入しました。大きさもちょうどです。

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