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[栞と紙魚子]狂気と日常が共存する諸星大二郎の傑作少女漫画


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私が好きな漫画ランキングでトップ5には入る、諸星大二郎先生の『栞と紙魚子』シリーズを紹介します。

唯一無二の世界観、狂気に浸食される日常が魅力です。

あらすじ

舞台は胃の頭町に住む、栞と紙魚子が主人公の短編集です。

栞は「神経が何本か抜けている」といわれるような天然キャラで、紙魚子は古書店の娘で珍本ハンターです。

この二人と、胃の頭町に住む不思議な住人が織りなす、コメディというかホラーというかが魅力の作品です。

作品のおすすめポイント

私が思う作品のおすすめポイントを紹介します。

唯一無二で不思議な世界観

この作品のすきなところは何といっても世界観です。

例えば、一巻では生首を栞が拾ってくるストーリーなのですが、栞も紙魚子も生首に対して驚きもしないで平然とストーリが進んでいくところがよくわからない雰囲気を醸し出します。

読み進めるうちに、怪奇や妖怪と普通に暮らしている二人とのギャップや温度差が面白いです。

私はグロイのが苦手なのですが、この作品に関しては全然グロさを感じないので苦手な人も大丈夫だと思います。

(少女向けの雑誌に載っていたそうです。驚き!)

魅力的なキャラクター

諸星大二郎先生の作品には非常に魅力的なキャラクターが多数登場します。

この作品にはクトゥルー神話に影響されたキャラクターが登場します。人間離れした行動がどこか笑えます。

他にも民謡や都市伝説などのオカルト好きには刺さるようなキャラクターが登場します。

個人的に好きなのが、ムルムルというキャラクターで何とも言えないかわいいデザインが好きです。

映像化も

実は映像化されています。日本テレビで。

しかし、一部のエピソードだけなので新しく製作してほしいところです。

岸部露伴シリーズの映像化みたいにしたら人気でそう(予言)

作品情報

  • 発表期間:1995年〜2008年(『ネムキ』で不定期連載)
  • :文化庁メディア芸術祭 第12回マンガ部門 優秀賞(2008年)

既刊は6巻です。新装版などで何種類かの形式で出版されているようです。

作者:諸星大二郎

  • 代表作・ほかの作品:妖怪ハンター、暗黒神話、西遊妖猿伝 など。
  • 受賞歴(作者):手塚賞入選、日本漫画家協会賞、手塚治虫文化賞マンガ大賞など。

作風は神話・歴史・民俗などを題材に、異形の存在で日常の価値観を反転させる作風です。

多くのクリエイターに影響を与えたことが言及されています。

ネットの評価

怖くもなくただただ面白い。最高。
ホラーと言うよりはギャグに近い
怪異に巻き込まれる、というか突っ込んでいくヒロイン二人が楽しい

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